ピックガード加工集塵システム

作業環境

ピックガードを製作する上で問題になる大量の切屑。加工後の掃除に時間と労力を取られるのは合理的ではありません。そこで常々構想していた集塵システムを組んでみることにしました。

純正のオプションパーツはトリマ側、つまりテーブルでは裏側からの集塵になります。トリマを手に持ってボディのザグリ等をする時には素晴らしく効果を発揮するパーツですが、テーブルにセットしてピックガードを加工する際の切屑は主に表側へ飛びます。

集塵孔つきトリマテーブル自作勢は実は大勢います。ネット上にも情報は溢れていますが、木工の直線ガイドに集塵孔を開けるスタイルばかりでピックガード加工には使えません。

ピックガード加工に効果的な集塵装置を考える必要があります。

用意したのはMDF板、アクリル板、分岐管。

イメージ通りに機能するか分かりませんが、とにかくやってみます。

このようになりました。

5.5mmのMDFを2枚重ねて空間を作り、アクリル板で蓋をしています。ピックガードを加工するスペースと視認性を確保しています。

…結論から言うと改善の余地は大いにあります。

切屑を受け止める効果はそれなりにあるので部屋に飛び散る量は減らせますが、口を大きく開いているので吸い取る力が弱いです。

シンプルにビットの真上あたりから吸い込む方が効果的なのでは…

使いつつ、いろいろ試していきましょう。

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