ナット交換

ナット

ナット交換の事例を紹介します。

ブラスから牛骨への交換。

交換に伴い弦間を狭めています。

破損したエボニーナットの交換。

元の造形に倣いつつ、より不具合が起きにくく自然な形にします。

エボニーからブラスへ交換。

弦間は元と同じ。

白のプラスチック?から黒ベーク(プラスチックの一種ではある)へ交換。

こちらは最近Hi-C化のため交換済の黒ベークですが、弦間を狭めたいということで再交換。

摩耗により低くなったものを交換。オーバーバインディングです。

弦間を狭めるために交換。

元と同じようにブラスで。

牛骨からブラスに交換。

こちらも牛骨からブラス。元のナットの弦間・形状を基準にしているのでそれぞれ形は違います。

素材や弦間を変更したいという積極的な意図の場合もあれば、摩耗や破損したものを同じ素材で新たしくしたいという場合もあります。

いずれにせよナットは消耗品であり、楽器を使っていればいつかは交換が必要になります。

次回以降のナット交換が確実・スムーズになるよう、また楽器本体へのダメージが蓄積しないよう作業するのが大切です。

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